天平人になりきって 『体験館」の貸し出し衣装公開 |
女性用は背子(はいし)に衣(きぬ)、現代の巻スカートに当たる裙(も)といった女官の公務服。当時、女官も実家や夫の家柄に応じた色の服を身に着けたといい、こちらも2種類を用意した。
資料を基に、協会が伝統装束を専門とする「井筒装束」(京都市)と共同で製作。着やすさも重視し、20分程度かかっていた試着時問を5分程度で着られるようアレンジした。
室内の撮影用衣装のサイズは大人用のフリー、子ども用(140センチ程度)、幼児用(120センチ程度)があり、男女各100着を用意。ほかに、天平衣装貸出所で貸し出す、室外用の衣装(所要時間1時間、男女各320着)もある(サービス有料)。 【奈良新聞 4/11】