新築なった東大寺金鐘会館で「史跡頭塔フォーラム」開かれる<その1> |
木材の生地を生かしたドアや舞台の袖部分、天井の段差の付けられた枠など木材が生かされる作りになっている。舞台正面は格狭間状のくぼみの中に、多くの仏菩薩像や天女像のレリーフが中央に大きく置かれる。
地下にも小ホールがあり、そこへ降りる階段は木製で新しいだけに柔らかく光っていて、コンクリートにない暖かさを感じる。手洗いもこの階に設けられているほか、エレベータも設置される。
金鐘ホールは定員は320人余りとこぢんまりしたホールで、狭川普文師の話では音響効果に配慮したと言われる。11月に入るとコンサートが三日間予定されている。
今回このブログを書くために、少し調べ物をしている時にたまたま見たHPから伊豆木材市場なる会社から東大寺金鐘会館建築に当たって、用材が入ったようだと知る。そこにはホールやミュージアムの見学記が掲載され室内の写真があったのをここに拝借する<URL:http://www.4118.jp/>(承認済み)。左の天井部分の写真を見ると平城京跡に復元された第1次大極殿の天井を見る思いである。早い開館が待たれる。
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肝心の講演の記録は長くなるので、この次のブログに続ける