平城宮跡のゴミは減った!! |
NPO法人平城宮跡サポートネットワーク(NPO平城)の「平城宮跡クリーン大会」の10年にわたる活動の結果が,機関誌「天平のひろば」47号(2013.6.1発行)に報告されている。ちょっとそれを紹介する。
クリーン大会はことし11年目(昨年は雨で中止)を迎えました。
下のグラフは10年間のクリーン大会で回収したごみの量(ごみ袋の数)と参加者の推移です。雨にたたられた平成25年は別に、23年と大会開始の15年とを比べると参加者はほぼ同じ約350人ですが、23年のごみの量は60袋で、15年の180袋の3分の1。10年前には弁当殻、ドリンク容器、たばこの吸い殻、犬の糞にまじっていた古自転車や家電製品など大型ごみは姿を消しました。
クリーン大会とは別に毎月、清掃やパトロールなどの地遺な活動を続けている環境部会の伊澤貢部会長は「きれいな場所にはごみを捨てにくいという心理が働くのでは」と話しています。