明日から幻想の灯りの祭典「なら燈花会」 |
古都の夏の夜を彩る第16回「なら燈花会」が5日から、奈良市の奈良公園一帯で開かれる。期間中、最先端の映像投影技術を使った映像演出のほか、ファッションショーやアニメとのコラボなどさまざな関連イベントもある。14日まで。
平成11年に始まった夏の恒例行事で、今年は浮雲園地や興福寺、猿沢池五十二段など10会場で開催。連日400人を超えるボランティアにより、カップに入ったろうそく約2万個がともされ、幻想的な風景を演出する。
★会場
浮雲園地 春日野園地 奈良国立博物館前 浅茅ケ原 浮見堂
興福寺 猿沢池と五十二段 東大寺鏡池周辺(13、14日のみ) 春日大社〔14日のみ) 奈良県新公会堂(新会場)
JR奈良駅前燈花会 5日~14日
なら100燈花会会場 6日~10日
今年から会場に加わった県新公会堂庭園では、最先端の映像投影技術などを使った映像イベント「SYSTEM OF THE EAST」を開催。プロジェクター8台やLED照明器具約100基を使って県新公会堂の屋根に映した映像を、参加者が手元で動かすことができる。庭園には、ろうそくの点灯を体験する「一客一燈」(1個500円)への参加者のみ入場可能。今年新たに飲食ブ-ス「燈Cafa」が登場し、全国の料理やスイーツを味わうことができるという。
また9日には、新公会堂2階レセプションホールで服飾専門学校「文化服装学慌」(束京都)との連携によるファッションショーを開催。公募で集まった県内の高校生約30人もモデルとして登場する。
点灯時間は午後7~9時45分ごろ(天候などで日時の変更や中止になる場合もあり)。