新刊の紹介 |
北は北海道から、西は信州に至る東の本の中世を代表する仏教石造品として有名な板碑の中で、図像で表現される図像板碑の全貌を解き明かすべく、筆者40年にわたる悉皆調査の結果を一書に纏めてこの度公刊された。
図版編では、北海道・東北96基、北関東43基、埼玉163基、東京60基、神奈川16基、千葉5基、千葉(下総)48基、甲信4基の435基の拓影を収載する。この中には東日本大震災で失われた板碑もあり、貴重な資料となる。板碑の報告書は色々有るが、東国全体を著者自身が踏査して纏めたものとしては本邦初という。
著者割引も有るのでこのブログをご覧頂いた方で、購入希望者には、荷具・送料込みで20000円で販売される由。申し込みと共に振替用紙を送り、代金入金を確認してから送本する方式がとられる。部数限定。
もし、ご希望の方がお出ででしたら、コメント欄に、送本先のご住所・ご芳名・電話番号、メールアドレスを記入連絡されるようにとのこと(記録は外部からは見えないようになっていて、確認次第削除されるという)。