若林 暢 ヴァイオリン・リサイタルを聴く |
ヴァイオリン 若林 暢
ピアノ アルバートロト
メインのJ.ブラームス、C.アイブス、C.ドビシュッシー::バイオリン・ソナタは馴染みの薄い曲だったが、休憩後のJ.マスネ:タイスの瞑想曲、V.モンティ:チャルダッシュ。そしてアンコール曲のサラサーテ:チゴイネルワイゼンは、よく耳にし、好きな曲だけあって気持ちよく聞くことが出来た。
考えて見ると、中学校の時代の音楽の時間に、ドボルザークの交響曲「新世界より」の第二楽章をアレンジした「家路」を学び、初めて接したこのメロディーが好きになって、竹馬の友の家にあったレコードを聴かせて貰ったのが、クラシック音楽の初めだった。
成人してからは丁度労音が活発な運動を展開していた時で、会員になって以来、色々な音楽を聴いてきたが「運命」「未完成」「新世界」から一歩も出ないクラシックミーハーだと自認するだけあって、好みは狭いままである。
しかし、この「ムジークフェストなら」はより身近な所で音楽に親しめるいい催しだと思う。段々広く浸透してきたせいか、今年は事前申し込みした音楽会で招待ハガキの来たものは随分少ない。それだけ応募者が増えたと云う事だろう。
明日、明後日13:00からは春日野園地で<沖縄のウタと芸術>「夏至の宴」=カーチー ヌ アシビーが催される。