7月23日 奈良の地蔵盆 |
17:30~20:00
約7mの大きさを誇る地蔵菩薩坐像(重文)は鎌倉時代の造立。お寺は玄昉建立の清水寺を前身とする。古くから庶民の地蔵信仰を集め、1283年無住法師の『沙石集』にもその名が出てくる。
当日は法要の後、わらべうたの奉納などがある。
◇十輪院 地蔵会 十輪院町 天理駅行バス 福智院町下車徒歩3分
元正天皇の勅願寺で、奈良時代のわが国を代表する学者でもある右大臣・吉備真備長男・魚養の開基と伝えられています。本堂は優雅なたたずまいを見せる鎌倉時代の建物。本尊は珍しい石仏龕で本尊に地蔵菩薩、左右に釈迦如来・弥勒菩薩を陽刻する。軒下に多数の提灯をつるし、国宝の本堂内を照らす。
法要:7月23日 午後6時~
拝観料:当日のみ午後6時から無料
◇伝香寺 地蔵会と地蔵菩薩更衣法要 奈良市小川町
近鉄奈良駅下車 徒歩10分
「裸地蔵さん」として知られる秘仏・地蔵菩薩立像(鎌倉時代、重文)が、この日は年に1度特別開扉され、お地蔵さんが着ている衣の「着せ替え法要」が行われる。着せ替えが終わった古い衣は、細かく切って諸願成就・安楽往生に功徳がある「お守り」として配られる。
◇帯解寺 子安地蔵会式 奈良市今市町 23、24日
23日19時 長さ約20mの岩田帯を携え、同寺の西500mの春日神社から練り歩く岩田帯練り供養。