「奈良博」開館120年記念特別展「白鳳」展を観る(1) |
9月23日(水・祝)まで開催中の特別展「白鳳」を、夏期講座終了した午後から展観する。受講生が加わったせいもあり、会場は予想外の人出だった。一先ず前半の部分で印象に残った(自分の好きな出展仏)を列挙すると・・・・
プロローグ 白鳳とは
第1章 白鳳の幕開け〜観音菩薩立像(東博・法隆寺献納宝)、野中寺・弥勒菩薩半迦像、
第2章 山田寺の創建〜仏頭(興福寺-本山田寺本尊)、阿弥陀三尊像(「山田殿像」銘〜東博・法隆寺献納宝)、伝薬師如来倚像(正曆寺)
第3章 金銅仏の諸相Ⅰ〜釈迦如来倚像(深大寺)、香薬師模造(新薬師寺)
第4章 藥師寺の創建〜月光菩薩立像、聖観音菩薩立像、東塔相輪水煙
第4章の藥師寺の仏さまや水煙は、今更特に云う事はない。お盆の折に東院堂を訪れたら寸分変わらぬお前立ち像が厨子に納まっておられたし、金堂の月光菩薩像は写真が代わりに置かれていた。ただ、今日の会場で拝見してその大きな事にいささかビックリした。金堂にお出での時は像の大きさに余り気を止めることは無かったのか、改めてその大きな事に驚いた。光背が無く背面を拝見できるのは偶々金堂でその機会を得ていたので、さほどの驚きはなし。<以下、続く>