「大立山まつり」の山車、組み立て完了 |
大極殿広場の南寄りで強い寒風の中、先日から組み立てが始まっていた、「奈良大立山まつり」の主役となる四天王の山車が昨日の夕方には4基組み立てをほぼ終わり、横一列に勢揃いしていた(幅は約30mくらいか?)。高さは山車の台までで人の背丈があり、その上に台座に乗る強化プラスチック製の人形(高さが4~5mくらいか)が取りつけられる。持ち物によっては随分高くなる像もある。全体で7〜8mくらいあるのだろうか。
内部には電球が取りつけられ、暗闇に浮かび上がる所は青森の「ねぶた」を思わせる。
台座の下部両側に車輪と補助輪?が取りつけられ(見ている時に多聞天に取りつけ作業が始まった)、これを引っ張って巡航するのだろう。県立大学や奈良女子大学ではその為のボランティアを募集しているが、集まりが芳しくないという噂も聞かれる。
◆批判の声も・・・
奈良県冬期誘客イベント「大立山まつり」実行委員会(会長は県知事)のHPでは「平城宮跡に四天王現る。無病息災の祈りよ届け」とあるが、四天王は仏教に関わる像。
既に「奈良県が創案「大立山まつり」=ニセねぶた祭り? 行政が宗教行事を主催?
奈良県が突然思いついて、10月に補正予算で通して、翌年1月末に開催するとしている「大立山まつり」(ニセねぶた祭り)についてのツイート。真冬の夜間、平城宮跡等でのイベント。無病息災を願うという。誰が?」というツイートに多くの書き込みが見られる。それらの声を如何にして払拭するか?。