若草山焼きと大立山の山車とのコラボ |
昨夜の“若草山焼き”は、久しぶりに好天続きだったせいもあって、よく燃えた様子が今朝の新聞紙上の写真からも伺えた。TVニュースの報道とは違った映像が見られる。
ほとんどの紙面には、花火打ち上げの18:15分から約45~50分の間に撮影した画像10~24枚合成と注釈が付けられている。朝日・毎日は定番の興福寺五重塔を入れてバックに花火と山の燃える様子を合成写真としている。産経=共同は平城宮跡・朱雀門からの写真。(読売は大とんど、奈良は休刊日)。
かつてのフィルムの時代は、シャッターをバルブにして開きっぱなしで、この時間の間にレンズを黒い布で覆い、時折露光することを重ねて撮影した。たった1枚の写真しか撮れない訳で、露出が不適正だとその年は1枚の写真も無く終わったものである。今はその瞬間の映像を次々撮影し、後で現像ソフトで10枚位の画像を重ね合わせて1枚の写真が作られる。
会期が今日までの「大立山まつり」の会場である平城宮跡・第一次大極殿広場から両方を入れて写したら……と考えていたが、三脚使用が禁止だろうから叶わないことと予想していた。朝日の写真の中に“持国天”を入れた写真が有った。会場の東南、仮回廊の当たりからの撮影だろうか?。山車を囲んで大勢の人が写って居るのが見える。