元興寺のキキョウは花盛り・・・。 |
◆法輪閣左前に群生するキキョウはいま盛り。
秋の季語で万葉集では〝秋の七草〟の一つと歌われるキキョウの花が、宝蔵殿「法輪館」入り口左の礎石の間に固まって植えられたのがいま盛りと、多くのムラサキの花が咲いている。
一方、その西側に展開する浮図田の石仏の間に植えられたキキョウはムラサキ以外に白色の花も多いのだが、もう盛りを少し過ぎた感じで、その上太陽が真上に近く強烈な光線状態では、色も陽に当たる部分は白く飛んでしまって上手く写真に撮れない。その中を写真サークルの人達10数人がが思い思いの格好で、石仏やキキョウにカメラを向けておられる。
禅室の北側で、先月の〝ムジークフェストなら2017〟のコンサートの折りには、1-2株のハギが咲いていたのだが、今回は全く花一つ咲いていない。阿弥陀堂の仏さまに捧げる花を活けておられる女性に聞くと、それは〝ナツハギ〟でもう少ししたら秋のハギが一面に咲き出すという話だった。
真夏日に近い気温で、少し動くと汗が噴き出してくるような中では根気も続かず、そこそこにして退散する。午後はまた雷鳴とともに、一時ながら土砂降りの雨に見舞われる。