「古都祝奈良」2016の作品が〝奈良町センター〟に設置 |
2016年夏~秋に、奈良のまちのシンボルでもある興福寺の五重塔と三重塔の2つの国宝が初めて同時開扉され、その三重塔周辺にサハンド・ヘサミヤン氏(イラン)の作品が展示された。
現在、この作品は奈良市に寄贈されて、「ならまちセンター」芝生広場に展示されています。
[興福寺三重塔前に展示当時]
[解説] ヘサミアンはイスラム美術の装飾的な要素と西洋的な近代の中での抽象性と洗練の要素の融合を試みてきた。2015年のベネチア・ビエンナーレにおいても花の蕾を思わせるオブジェを出品。興福寺においてはシルクロードを介してインド、エジプト、イラン(ペルシャ)など様々な地域で根付きながら、中国から日本へと仏教とともに伝播した蓮の花をモチーフとした彫刻を制作した。
[作品の現状]長い間に忘れられることも有るでしょう。作品や作者の解説が欲しいものです