東大寺東塔院=第三次発掘調査の範囲(3) |
調査区今回の調査では、3箇所の調査区を設定(図1:黄色の部分)。
5区では、東塔院南門の規模や構造、さらには参道などの確認を目的として調査を行いました(既報)。
6区では東塔院東門については基壇の遺存状態が、良好な事を確認した。
7区で は東塔院西門について、位置や遺構面の高さの確認を目的として調査を行いました。
東門については次回以降に説明し、今回は触れない旨の説明があった。西門については7区で東塔院西門について、位置や遺構面の高さの確認を目的として調査が行われた結果、西 門:鎌倉時代の西門基壇、石敷、瓦溜りなどを確認しました。
奈良時代の塔基壇の版築と西面階段の盛り土についても、部分的に確認することができました。