あれぇ〜 鹿の数少ないなぁ〜!! |
◆冬の〝鹿寄せ〟始まる・・・・。でも、少ないなぁ~。
冬の観光客誘致策の一つでもある〝鹿寄せ〟が、奈良公園飛火野で一昨日の1日から始まった。14日までの予定で(10日は〝ならマラソン〝の関係で休み)10時から行われる。
天気予報より温かく出かけてみると、9時50分でそこそこの人が集まっていたが、今までなら期待感でおしゃべりをしながら時間を待つ人の姿だけだったように記憶する。所が今回はその廻りをうろつく鹿が2-30頭が居ることだった。それ程沢山の鹿が始まる前にいたかナ。
◆10時、ホルンが吹かれた!
10時、若干の説明があって、何時ものようにホルンを吹くと、暫く間があって東の森から駆けだしてきたが、数が少ない。10頭足らずが走ってきて途切れ、また10頭ほどが・・・と途切れ途切れで、しかも走り方も颯爽とした所なし。何かお疲れさんだけれど、借り出されてやって来たような印象すら受けた。集まった数も心なしか少なめ。
そう思っていたら、今朝3日の「奈良新聞」2面の〝デスク〟欄にもほぼ同様のことが書かれていた。さすがに記者さんだけに「奈良のシカ愛護会」の職員にその理由などを問うておられる。今の時期はドングリが豊富で飽食になれた鹿がそっぽを向いた状況で、ドングリ以外のエサを混ぜる計画のことまでを聞きだされて、コラムを締めくくられている。
◆観光客の皆さんは大喜び!
そのような状態でも参加した人達は、鹿に囲まれてせんべいをやったり、ドングリを撒いたりして楽しんでおられた。
飛火野の葉を落とした木々を写した後、参道へ出て春日さんにお詣りして帰る。途中、二の鳥居東の祓戸社横のイチョウが、真っ黄色に染まっていた。来週は「春日若宮おん祭」が行われる。