満開のニュースを見て“葛城山の山ツツジ”を見に行った! |
ヘリコプターからの撮影写真を見て矢も楯もたまらず、朝の弱い身にも拘わらず思い切って出かけた。新しい京奈和道の御所インターからロープウエー山麓駅へはちょっと判りにくかったが、9時前に到着した。既に駐車場は3次でロープウエー駅まで7-8分歩く必要があった。
駅で整理券を貰い、乗車券を買い求める。黄色の1番の札を持った人が並んで居るし、駅舎の中にはそれより先の人がビッシリ詰まって待っている。どれ位待たなければならないのか心配したが、50人乗りのロープウエーは見た目は小さかったが、案ずるより安く3度目には無事乗ることが出来た(待ち時間は30分足らず)。8分間隔でのピストン運転で、普段お始発は9:15だが、その日は7時過ぎから運転を始めたという。降りてきた車の乗客はさすがに少ない。乗り込む方はたちまち一杯に。それでも9時15分過ぎには山上駅に到着した。さぁ 出発だ!。
早速新緑の山道を歩き出すが、数年前に来たときと違い直ぐに息が切れる有様。途中の道の傍らにもツツジが咲き乱れているのや大和盆地の風景を見ながら、白樺食堂を過ぎる当たりで一寸一服する。ここからはニュースで見たツツジ園が見えるし、目を挙げると展望台には大勢の人が思い思いに写真を撮っておられる。平戸ツツジと違って花の大きさがずっと小さく色も濃い。赤やピンクが鮮やかでつややかに輝いている。写真に撮るとそれが反射して白っぽく写ってしまうので、PLフィルターを効かせて反射を消して鮮明さを強調する。
“自然ツツジ園”まで下り一方の道を花を見ながら下っていく。その根元にはチゴユリの小さな花があちこちで見られた。赤いツツジが多い中で所々でピンクのツツジが混じると、また違った雰囲気が漂う。ツツジ園では大勢の人が思い思いに憩い、それを見ながら登りにかかる。「葛城高原ロッジ」に着いてから、さらに山頂959.7mまで緩やかなスロープを上がる。河内側や大和側の地図を見て色々話す人や、山頂の標識をバックに記念写真を撮る人で賑やか。そこからロープウエー山上駅へ戻るが、駅の方から昇ってくる人の数が一段と多くなっている。丁度2時間経っていた。
駅に着いたら改札口には人影は無くすぐホームへ出られた。いささか拍子抜けの態でやってきたロープウエーに乗り込んで11時30分頃に山麓駅に着くと、これから登る人でビッシリ埋まっている。広場もビッシリで乗るのにどれ位かかるのだろうと、人ごとながら心配になる。花盛りの時期には2-3時間待ちもあるとあったがさもありなんという感じだった。駐車場もすべて満車と見えて駅から4-500m位先まで道路脇にビッシリと連なって順番待ちをしていた。山麓の道を北へとって帰路に着く。