平城京跡でトライアスロン |
平城宮跡四時間走大会(県トライアスロン協会主催)が27日、奈良市の平城宮跡で開かれ、十代から六十代までのランナー151人が世界遺産の都を駆け抜けた。
トライアスロンの種目の一つであるマラソンの競技力向上と、トライアスロン競技者と市民ランナーの交流を目的に開かれており、今回で25回目。大会では県内や大阪、京都などから集まった参加者151人が、平城宮跡に設けられた一周約1.8kmの周回コースを4時間周回し、周回数の多さを競った。入資を目指して走る人や、健康維持のためにマイペースで走る人などそれぞれにマラソンを楽しんだ。
同協会の栃岡佳樹理事長は「マラソン愛好者や一般の方にも参加してもらおうと、こういう形で開いている。(大会を通じて)奈良県にもこういう団体があることを知ってもらえれば」と話していた。