藤原京大極殿をCGで再現 |
奈良産業大学(三郷町)のプロジェクトチームが、藤原京(694〜71O年)大極殿のコンピューターグラフィックス(CG)画像を作った。今後3年計画で、都全体をCGで再現する。
県や橿原市の藤原京PR事業の一環。高取城(高取町)をCGで昨年再現した奈良産大に協力を呼びかけ実現した。情報学部の学生6人を中心にチームを作り、4月から作業を始めた。
今後、奈良文化財研究所の資料などを参考に、役人が儀式をする朝堂院や宮殿の玄関、朱雀門などのCGも作る。2010年3月までに、約25平方キロメートルある藤原京全体を再現する予定。
橿原市は明日香村や桜井市とともに、特別史跡・藤原宮跡などの世界遺産登録を目指している。同チームの井上雄治さん.(4年)は「しっかり調査し、精度の高いものを作りたい」と話している。 【8/22 毎日新聞】