壮大、天平の甍 目の当たりに 唐招提寺・金堂を公開 |
♣奈良市の唐招提寺で、解体修理が大詰めを迎えている金堂(国宝)の修理現場見学会が、2日から4日まで開かれる。金堂を覆う素屋根は年内に解体予定で、瓦が載った壮大な屋根を間近で見られる最後の機会になる。同寺の金堂は奈良時代に建築された金堂としては現存する唯一のもの。「天平いらかの蔑」として親しまれている。98年度から大規模な解体修理が進められ、現在は建物の外観がほぽ完成。屋根に瓦が載った状態では初の公開となる。午前9時〜午後4時。通常の拝観料で見学できる。間い合わせは同寺(0742.33・7900)。【花澤茂人】 【毎日新聞 11/2】
拝観料 600円
写真は11/2:taisi撮影