阿修羅さま旋風、九州上陸 |
九州国立博物館(福岡県太宰府市)で7月14日から始まった特別展「興福寺創建1300年記念国宝阿修羅展」の入場者が1日、早くも10万人を突破した。九州では初公開の"阿修羅さま"人気が沸騰中だ。休館日を除く18日間での大台突破は、平成17年に九博が開館した際の特別展「美の国日本」の15日間に次ぎ2番目の早さ。
九博によると、阿修羅展の入場者は平日で約5千人、休日には1万人を超え、混雑時間帯は入場制隈を実施。入場待ちは最大で2時問を超えることもある。お盆休みや展覧会終了間際にはさらに混雑が予想されるという。
同展は阿修羅立像を含む興福寺(奈良市)所蔵の国宝51点を中心に展示。「八部衆像」のうち5体、釈迦の弟子「十大弟子像」のうち4体がそろった。9月27日まで。 【奈良新聞 8/2】
なお、興福寺国宝館には現在等身大の写真画像が展示されている。