平城宮跡 不審火から守るという防犯カメラ |
前にも紹介したが、その後相次いで新聞報道された。それによると〜
奈良市の国特別史跡・平城宮跡で相次ぐ不審火や落書きを防ぐため、文化庁は新たに防犯カメラ7台を設置した。
歩道沿いや朱雀門周辺の支柱に取り付けており、4台には非常用ブザーも付けた。ブザーを押すと支柱のライトが点灯して大極殿近くの管理棟の警備員が駆けつける。設置費は約2300万円。これで平城宮跡のカメラは大極殿周辺とあわせ、計15台となった。
同庁によると、平城宮跡では芝生などが焼ける不審火が2010、11年度に1件ずつあったほか、08年8月には大垣への落書きも見つかった。歩道は通学路としても利用されており、担当者は「防犯・防災対策を強化してさらに親しまれる場所にしたい。プライバシーの保護にも配慮する」と話している。
先のオウム真理教容疑者の画像公開も防犯カメラの解析からと云うが、いまや色々な所で知らないまま画像が撮影されているというのも、いささか気持ちのよいものではない。平城宮跡を歩いていると管理棟のモニターに映し出されていると云うわけだ。