◆史跡頭塔、秋の一般公開 今日から始まる |
問い合わせは奈良県教委文化財保存課(0742・27・9866)
期間:10月27日(土)~11月12日(月)の9~17時 (受付時間は16時30分まで)
場所:奈良市高畑町の史跡「頭塔」
費用:300円。
史跡 頭塔/重要文化財 頭塔 石仏
頭塔は東大寺南大門から南に約1kmのところにある、土壇からなる非常に珍しい奈良時代の塔。
かつて頭塔は、奈良時代の僧玄昉の頭を埋めた墓との伝承があったため、この名称の由来とされてきた。その後大正11年(1922年)3月8日付けで国の史跡に指定され、頭塔は奈良時代の土塔として、学術的に位置づけされ今日にいたっている。
そもそも頭塔の造営については、神護景雲元年(767年)に東大寺の僧で二月堂修二会行法(お水取り)を創始した実忠が、東大寺別当の良弁の命により造った塔であるとされている。
現在の頭塔は、南側については頭塔の森としての価値を認めそのままにし、発掘 調査により遺構解明された北側のみを昭和61年から平成12年まで奈良県教育委員会 が復元整備を行った。
この頭塔に類似するものとしては、行基が関与した堺市の土塔がある。
所在地 ・奈良市高畑町921番地(近鉄奈良駅南東約2km 徒歩で約25分)
交通:奈良交通 市内循環バス「破石町」(わりいしちょう)バス停下車すぐ
佐藤委員報告<一、頭塔山の石仏>より
所在:奈良市上清水町字頭塔町(官有地)
構造:一見セル所、方墳ノ如ク、三段ヨリ築キ上ケラレ、其頂ニ五輪塔アリ・・】