今日 鑑真和上御身代わり像の開眼法要〜唐招提寺 |
奈良市の唐招提寺境内にあり、鑑真和上坐像(国宝)の複製「お身代わり像」を安置するため解体修理が行われていた開山堂で工事が終わり、5月31日、落慶式が営まれた。
開山堂は約300年前の江戸時代に建てられており、境内の北側に位置し、東西5メートル、南北4.5メートルの入母屋造。1963年まで国宝の坐像を安置していた。老朽化が進んだため、2010年秋から傷んだ部材の取り換えや、屋根のふき替えなどを行っていた。
お堂の中央に、財団法人美術院(京都市)で制作を進めてきたお身代わり像が安置され、7日以降、低反射ガラスを使った正面のガラス戸ごしに拝観できるという。
今日、午後一時から「平成御影像開眼法要」が営まれる事になっている。
平成25年6月5日(水)~9日(日)御影堂特別開扉
国宝 鑑真和上坐像・東山魁夷画伯奉納襖絵 特別拝観