青山茂氏ご逝去される 「奈良学」の提唱者 |
1950年に毎日新聞入社。奈良支局の美術文化担当記者として平城宮跡の保存問題を取材。学芸部副部長などを経て76~95年、帝塚山短大教授。奈良の歴史や文化を学ぷ奈良学を提唱した。著書に「大和寸感-奈良・大和路の昭和春秋」「奈良の街道筋」(上下)など。
☆「奈良学」提唱
上の写真は2010年10月23日に東大寺の金鐘会館で行われた「史跡頭塔フォーラム」で、講演されたおりのもの。
『大和古寺巡礼』は青山茂・川副武胤・平岡定海共著の現代教養文庫(昭和31年11月15日 社会思想社刊)。これを教科書にして奈良の古寺を巡ったのが大和に惹かれだした最初だった。著者お三方は亡くなられてしまった。平岡師とは近畿文化会の一泊見学会で北陸へ行ったおりに、川松博士と一緒に色々と話を伺ったのを今も記憶している。青山氏とはセミナーハウスのでの「奈良学講座」を一年受講したのが最後だった。
ご冥福を祈ります 合掌