第43回 奈良国立博物館 夏季講座 <紹介> |
毎年恒例の夏季講座も本年で第43回を迎えることとなりました。今回のテーマは「醍醐寺と南都の密教」です。 奈良国立博物館では、この夏に特別展「醍醐寺のすべて ―密教のほとけと聖教―」が開催されます。これに関連して今回の夏季講座では、醍醐寺の歴史と美術、またあまり知られていない南都との深い結びつきをとりあげ、日本史、美術史など様々な研究分野の第一線でご活躍の先生方をお招きし、ご講演を頂きます。 特別展の観覧も含めて3日間の充実した連続講座です。どうぞ奮ってご参加下さい。
開催日:平成26年8月19日(火)〜21日(木)
スケジュール
◆8月19日(火)9:30〜 受付
10:30〜挨拶・
① 10:50〜12:10(80分)
「聖宝理源大師の祈り−南都への思い」 仲田 順和師(総本山醍醐寺座主)
② 13:30〜14:50(80分)
「醍醐寺・南都の仏教建築と両界量茶羅」冨鳥 義幸氏(京都大学大学院工学研究科准教授)
③ 15:00〜16:20(80分)
「醍醐寺の仏画」 有賀 祥隆氏(東京藝術大学客員教授)
◆8月20日(水)9:00〜 受付
① 9:20〜10:40(80分)
「国宝醍醐寺文書聖教の史料的価値について」永村 眞氏(日本女子大学文学部教授)
②10:50〜12:10(80分)
「醍醐寺の仏像一国宝薬師三尊像と弥勒堂弥勒菩薩像を中心に−」 副島 弘道氏(大正大学文学部歴史学科教授)
③13:30〜14:50(80分)
「中世の醍醐寺と修験道」 関口 真規子氏(埼玉県立文書館学芸員古文書担当)
④15:00〜16:20(80分)
「醍醐寺の舎利信仰と南都」 内藤 栄(奈良国立博物館学芸部長)
◆8月21日(木)9:00〜 受付
① 9:20〜10:40(80分)
「中世における醍醐寺」 藤井 雅子氏(総本山醍醐寺霊宝舘学芸員)
②10:50〜12:10(80分)
「醍醐寺のすべて一展覧会紹介−」 斎木 涼子(奈良国立博物館学芸部研究員)
〜18:00 奈良国立博物館にて特別展・名品展を自由見学
主 催:奈良国立博物館
会 場:奈良県文化会館 国際ホール(近鉄奈良駅から徒歩約5分)
受講料:3,500円
定 員:600名
*先着順。ただし定員数の8割を超えてから到着した分は、奈良国立博物館パスポートメンバーを優先とし、その他は抽選で決定いたします。
応募方法:往復はがきによる郵送に限ります。往復はがきに「夏季講座参加希望」と書き、[氏名・住所・郵便番号・電話番号・性別・年齢]を明記して下さい。 奈良国立博物館パスポートメンバーの方は、カード番号もお書きください。
* 返信用はがきには宛名を記入してください。
* はがき1枚につき申込者1名 としてください。
受付開始:5月19日(月)
*受付開始日以前に到着したはがきについては無効とさせていただきます。
先着順で受け付け、受講番号と受講料振り込み先を記した返信用はがきをお送りします。
応募締め切り:7月11日(金)必着
定員の8割を超えてから到着した分は、受入の可否を7月18日(金)までに
ご連絡いたします。
申し込み先:〒630-8213 奈良市登大路町50 奈良国立博物館 教育室
問い合わせ先:教育室 Tel:0742-22-4464 Fax0742-22-7221
*HP:http://narahaku.go.jp