モリアオガエルの産卵確認~吉城園 |
園の担当者は「2週間ほどたつと梅雨が来て、卵からかえったオタマジャクシが池にぽつぽつと落ち始めるのでは」と話しているという。
開園は午前9時~午後5時。不断は入れないが、6月の中旬頃まで池に通じる脇道を開けて、裏庭に入れるように案内も出ている。吉城園:Tel 0742-22-5911
吉城園
吉城園(よしきえん)は、「興福寺古絵図」によると同寺子院の摩尼珠院があったところとされてるが、明治になって民間の所有となり、大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が造られた後、奈良県の所有となり、庭園鑑賞および茶会に広く利用できるよ、平成元年4月1日より開園したもの。敷地面積約8,900㎡・2,700坪。
園内は、他の庭、苔の庭、茶花の庭からなり、他の庭は、江戸時代からの地形の起伏、曲線を巧みに取り入れ、建物と一体となるよう造られています。
苔の庭は、飛火野と同系の地下水脈が園内を流れているといわれ、杉苔の生育に適し、全面が杉苔に覆われた庭園で、平成22年5月に葺き替えされた、茅葺屋根の離れ茶室と一体となった閑静なたたずまいを呈しています。茶花の庭は、茶席に添える季節感のある草花などが植えられ、素朴で潤いのある庭園として親しまれています。春は新緑、秋は紅葉が美しく、古都の四季に彩りを添えています。