京博の 平成知新館オープン展を見る

　京都国立博物館の新しい平常展示館（ 平成知新館）が完成して、オープン記念展「京へのいざない」が開催されている。

1期・2期に分けられ、1期が13日（月・祝）までとあって慌てて昨日出掛けた。
　国宝50余点、重文110余点を含む総計約400点の大規模な展示。絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野を網羅する。展示は1〜3階に分かれる。
記憶に残ったものをあげると〜
▽考古
　小野毛人墓誌・威奈大村蔵骨器・藤原道長経筒
▽浄土教画
　釈迦金棺出現図・山越弥陀図・阿弥陀聖衆来迎図（奈良・興福院）・阿弥陀二十五菩薩来迎図（早来迎＝知恩院）・二十五菩薩来迎図（京都・浄福寺）
▽彫刻
　大阪・金剛寺の大日坐像・不動坐像
その他、一遍聖絵・法然上人絵伝・源頼朝像なども・・・。
　色々な分野の作品が一堂に会して見られる利点はあるものの、数が多すぎて記憶が散漫となりそう。
　なお、2期は10月15日〜11月16日まで。

　7日から特別展覧会「鳥獣戯画と高山寺」展が明治古都館（本館）で開催中。昨日は入館待ち120分、館内待ち70分とあり、長蛇の列を見て怖気を覚えて退散した。