◆若草山焼きに19万人の人出 |
大和路の早春を告げる行事として明治33年から110年以上続く伝統行事。長らく1月15日の旧成人式の日に開催されてきた。今年は好天に恵まれ昨年より1万人多い約19万人の人出があったと主催者側の発表。。
若草山周辺では午後から鹿せんべいとばし大会や「悪キャラサミット」などを開催。夕暮れ時には春日大社の神職と興福寺などの僧侶により、行事の無事を祈る祭典が行われた。
午後6時15分ごろから約600発の花火が打ち上げられたのち山に火がつけられた。約300人の消防団員がススキなどの草に点火。豪快な炎はだんだん大きくなり山をのみ込んでいった。6時30分点火、ポッと赤く山肌に灯った炎はたちまち燃え広がり10分ほど後にはもう一重目は全体が炎に包まれていった。