東日本大震災 きょうで5年 |
今日で未曾有の大震災と原発事故があって3年目。手許に届いた案内や情報からも、色々な慰霊の取り組みが行われる。
▽東大寺
◎昨年同様、「東日本大乗災慰霊法要」を厳修致します。3月11日、午後2時30分から大彿殿での法要となります。席などの設営は致しませんが、殿内にて廻向合草して頂ければと存じます。なお震災発生時刻14時46分には大鐘が撞かれます。
▽東日本大震災復興5周年支援プロジェクト開催=日赤
*3/13(日)JR奈良駅 自由通路
東日本大震災直後から、赤十字では医療救護班の派遣や救援物資の配付、義援金の募集、
生活再建や教育・医療などの緊急支援と復興支援事業を行ってまいりました。
被災者からは「震災のことを忘れないでほしい。」という声が多く聞こえてきます。
その声に応えるため、「私たらは、忘れない。」という統-テーマのもと、全国的に支援プロジ工クトを展開いたします。
当奈良県支部としては、東日本大震災や同年に発生した紀伊半島大水害の風化を防ぐためと、県民の「たすけあいの意識」や「防災意識」の向上を図るため、東日本大震災復興5周年支援プロジェクトを開催いたします。ぜひ、ご家族そろってお越し下さい!!
【日 時】 平成28年3月13日(日)
11:00~15:00
【場 所】JR奈良駅(東西自由通路)
【催し物】★東日本大震災復興パネル展示
★東日本大震災募金活動
★救護所の展示設置
★非常食の試食体験
★災害時に役立つ講習会
★無線機の通信体馬英
▽きょうから震災関連映画 ならシネマテーク
東日本大震災から5年を迎えるのにあわせ、11~13日に開かれる移動型映画館「ならシネマテーク」で、被災地に関連した3作品が上映される。
ならシネマテークは、映画作家河瀬直美さんらでつくるNPO法人なら国際映画祭実行委員会の活動で、毎月3日間開く。通常は月に1作品の上映だが、今回は震災に関わる3作品などを選んだ。
福島第一原発事故による被害を受けた福島県天栄村で安全な米を作ろうと奮闘する農家を追ったドキュメンタリー「天に栄える村」(11日午前10時~)▽岩手県宮古市などでお盆に松の木を燃やして故人をしのぶ風習「松明かし」の起源を探る「波あとの明かし」(11日午後2時~、上映後、坂下清監督が作品への思いを語る予定)▽脱原発デモの記録映画「首相官邸の前で」(12日午後2時~)の3作品。
このほか、十津川村の集落の生活を描いた「祈-Inori」など、なら国際映画祭ゆかりの4作品が上映される。
奈良市の奈良国立博物館東新館の講堂で、各上映1時間前から先着順で当日券(500円)を販売。
問い合わせは映画祭事務局:0742-95-5780。