(懲りずにやります!)大立山まつり |
県冬季誘客イベント「大立山まつり」実行委員会(会長・荒井知事、26人)が11日、奈良市春日野町のホテルリガーレ春日野で開かれた。その結果、第2回「奈良大立山まつり」の事業計画などを決めたと報道された。
それによると、挨拶で荒井知事は「第2回も渾身の気持ちを込めて実演・実行させていただきたい」と述べ、初回で指摘された寒さ対策や会場の暗さ、交通アクセス、演出面などの課題を踏まえて大幅な“バージョンアップ”に意欲を示したという。
事業計画によると、会場は初回と同じ奈良市の平城宮跡・大極殿院周辺。開催期間も初回と同じ5日間で、次回は平成29年1月25日㈬~29日㈰(初回=今年1月29日~2月2日)と決めた。実施内容も基本的な枠組みは初回を踏襲。4基の大立山巡行や県内市町村の伝統行事の披露、市町村の屋台が軒を連ねる「あったかもんグランプリ」を来年も行う。
予算は、大立山の制作費が不要となったことから、初回の2億円の半額1億200万円を計上する。
▽「小立山」も作る??
大立山を小ぶりにした「小立山」(十二神将などをイメージ)の制作を検討することや、初回は3日間だったあったかもんグランプリは5日間開くことなども了承された。
企画充実などのため、実行委の下に市町村や民間事業者をメンバーとする各十数人程度による6部会(会場・運営、企画・渉外、交通・警備、広報プロモーション、おもてなし、総務)を設置することとした。
7月に実行委と部会の総会を開く予定で、次回は出演の増加が予想される市町村の伝統行事披露など企画充実に向けてさらに論議を深めるという。