春日大社・一之鳥居塗り替え |
20年に1度の式年造替が進む春日大社で、一之鳥居(国重要文化財)の塗り替え作業が終わり、朱色に輝く美しい姿がよみがえった。
一之鳥居は平成19年に式年造替の一環で解体修理が実施された。しかし、その後の劣化で塗装の傷みが目立っていたため、祭神が本殿に戻る来月6日の正遷宮(本殿遷座祭)を前に、美しい姿で参拝者を迎えようと、先月下旬から表面の丹塗りの塗り替えを行っていた。
同島居では来月1日午前9時半から、正遷宮に向けた諸儀式の一つで、春日山から切り出した大榊(さかき)を立てる「立榊式」が営まれる。
春日大社の担当者は「美しくなった一之鳥居を通って、多くの方にお参りしていただきたい」と願っていると新聞報道で伝えられている。
◆お砂持ち行事も23日(日)まで
20年に1度しか機会のない、国宝・御本殿特別拝観もあと数日ですネ。