中国・江蘇省演芸集団のオペラ公演 |
今月に東京、京都、奈良で
構想に着手してから約2年半。中国・江蘇省演芸集団有限公司の新作オペラ「鑑真東渡(がんじんとうと)」日本公演が間近に迫ってきた。1200年以上の時を超えて、鑑真和上の故郷・揚州市を抱える江蘇省の演芸集団が日本の舞台で初上演する。日中友好の観点からも極めて意義深い公演だが、主演の田浩江氏らは「アジアから新しいオペラ文化を発信したい」と意気込みをみせている。
南京、蘇州、無錫、揚州市など日本でもなじみの都市を抱える江蘇省の人口は約8000万人。域内総生産は広東省に次いで中国国内で2番目で、進出している日系企業は約7000社ともされ、文化だけではなく経済分野での交流も盛んだ。
南京市に自前の劇場を持つ江蘇省演芸集団有限公司は、中国戯劇界で最も栄誉ある「戯劇梅花賞」の受賞者17人を抱えるなど中国国内でも屈指の演芸集団として注目されている。
今回の「鑑真東渡」日本公演は、東京のほか、奈良、京都の3カ所で開催される。鑑真和上の故郷・揚州市と友好都市であり、唐招提寺のある奈良市や壬生寺のある京都市など鑑真和上ゆかりの地での公演となる。
奈良公演=なら100年会館、12月23日(金、祝日)午後1時半開場、午後2時開演。S席1万円、A席8000円、B席6000円、C席4000円。
チケット販売は各劇場窓口及び毎日新聞旅行「まいたびコールセンター」(電話03-6265-6966、平日午前9時半~午後5時半)。<主催>中国日本友好協会、中日友好21世紀委員会中国委員会、江蘇省人民政府<運営>江蘇省対外文化交流協会、江蘇省演芸集団有限公司<企画制作>江蘇省委宣伝部、江蘇省文化庁、江蘇省演芸集団有限公司<出演>江蘇省演芸集団歌劇舞劇院、江蘇省演芸集団交響楽団
<後援>外務省、文化庁、一般社団法人日中協会・日中友好議員連盟など日中友好7団体、中華人民共和国在日本国大使館、奈良県、奈良市、京都市<協力>ポラリス、毎日新聞社
※未就学児の入場はできません
◆公演前日にチャリティー公演~無料招待
今朝の折り込み広告の中に“無料ご招待”と銘打ったチラシ(FAX申込書)が入っていた。WEBからの申込みも可とある。
https://www.mainichi-ks.jp/form/jianzhen