総本山西大寺の寺宝を一堂に「奈良西大寺展」 |
◆少し早いけれどチラシ入手したので・・・・
創建1250年を記念し、西大寺蔵の彫刻や絵画、工芸、古文書など国宝、重要文化財を含む名宝の数々が公開されます。新たに国宝に指定された「興正菩薩坐像」と重要文化財「愛染明王坐像」が3会場を巡回するほか、重要文化財「文殊菩薩四侍者像」が東京展・山口展を巡回します。大阪展では「塔本四仏坐像」を4体揃えて展示されます。
今回の展覧会は、東京・三井記念美術館で4月15日〈土)に始まり6月11日〈日)に終了しており、次に大阪・あべのハルカス美術館で7月29日〈土〉から9月12日〈日)まで開催され、その後、山口県立美術館で最後の展覧会が予定されているものです。
▽真言律宗一門の諸仏と宝物
京都・浄瑠璃寺の秘仏、重要文化財「吉祥天立像」を東京展・大阪展にて期間限定で公開されます。また、重要文化財「聖徳太子立像(孝養像)」(奈良・元興寺)、重要文化財「五大明王像(厨子入)」(奈良・宝山寺)、重要文化財「文殊菩薩騎獅像」(奈良・般若寺)をはじめ、真言律宗一門から選りすぐりの寺宝が展示されるということです。
▽地域性も豊かな展示構成
鎌倉時代以降、東国・畿内・瀬戸内や九州に至る真言律宗の地域的な広がりと信仰のかたちを3会場独自の展示構成で紹介。当時の僧侶や関係者の足跡を辿る構成で展開される由。
〔大阪展〕
2017年7月29日(土)~9月24日(日)
あべのハルカス美術館
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階(TEL 06-4399-9050)