平城宮跡を歩いて見た工事2件 |
◆修景柵等の撤去作業
第一次大極殿を囲む仮の修景柵は、平城遷都1300年祭に合わせて奈良県が設けたもので、その行事が終わった後は撤去する事になっていたらしいが、そのまま時間が経過していった。木製の為に屋根部分などは痛みがが激しく欠損した部分も見られ、いささか美観を損ねる状態を呈していた。
17日に訪れた時は、南面の修景柵の内、三個所ある門の中央から右(東方向)の柵が既に撤去されて、基礎部分を運び出す作業が進められていた。24日までの工期とあった。
ガードマンの小父さんに聴くと、今回は南面部分の撤去だけらしいとのこと。それで次の段階として国交省による回廊(築地塀と3個所の門)の復原工事が始まるのだろう。
◆大極殿北側の県道歩道部分の補修
以前取り上げた大極殿北側を東西に走る県道の南側は、「佐紀町」のバス停部分のみが整備され、両側は未整備のママであった。大極殿の見学者がバス利用するときはやや足元の悪い状況だった。
バス停から西へ約7-80mの歩道部分を土色の道路舗装材で平らに舗装し、停留所から東へは砂利を敷いたままの状態で置かれていた。
最近の土・日は車の通行量が増えたいるので、この工事は事故防止上観光客には安全対象上いい取り組みである。
◇明日(3月20日 月・祝)奈良ウオークの日
第36回毎日カルチャースペシャル「ラジオウォーク」が20日に開催されます。
今年は「奈良坂の道ラジオウォーク~歴史のモニュメントを巡る旅~」と題し、約9.5kmを歩きます。