みんなで大事な文化財を守ろう! |
◆奈良県が防犯ポスターを作成
今春、全国の寺社で液体がかけられるなどの被害が相次いだのを受け、県と県教委、県警は、文化財の防犯を呼びかけるポスターを作り、市町村などに配布を始めた。
金峯山寺(吉野町)などでの被害確認後、県教委では市町村や寺社に注意喚起などを実施。今回は2年前に同様の被害があった際に続きポスターを作成、掲示することにした。
ポスターではと記し、重要文化財を損壊するなどした者に対する罰則を明記した文化財保護法第195条を示している。2200枚を作った。
県教委文化財保存課では「ポスターを通じ文化財を大切にしようという意識がさらに高まれば」としている。7月には文化財の防犯や防災などについて検討する関係者連絡会議も開催した。