ツバメのねぐら入り観察〜平城宮跡 |
◆間もなく東南アジアへ帰る頃?
「日本野鳥の会」奈良支部によると、ツバメは日の入り後約20分かけて、同宮跡のヨシ原に舞い降りて集団でねぐらを形成する。同宮跡には毎年8月中旬、5万~6万羽がねぐら入りするといい、関西有数の観察スポットという。
約2千平方メートルにわたって広がるヨシ原にねぐら入りした。春~夏に子育てを終えた親鳥や巣立った若鳥たちは、秋までそれぞれのねぐらで過ごした後、東南アジアやオーストラリアへ帰るという。
「2017 平城宮跡ツバメねぐら記録」によると、昨日19日(晴れ)、日の入り18:00,ねぐら入り18:10,ねぐらいり完了18:19で総数10000羽と記録されている。18日の6000羽は台風の影響か?。ちなみに今年の最高は8月5日(小雨後曇り)~14日(晴れ)の60000羽というのが、この記録から判る。
同支部の中元市郎副支部長は「あかね色に染まる夕空を舞うツバメの姿は美しく、迫力もある。今年は10月中旬までは観察できるのではないか」と話しておられる。
前回7月の時は、「第一次大極殿院復原事業情報館」の前で観察した。その後もう一度と思いながら果たせず、フト数年前の『平城宮跡天平祭☆夏」でたまたま見て写した事を思い出し、探してみたら1-2枚と思ったら10数枚を2-3分の間に写していたのが判った。場所は佐伯門通りを大極殿院へ向かう道からで、今年よりツバメがよく写っているので再掲することにした。
撮影は14年8月31日19:10前後である。