晩秋の午後、心地よい音楽で至福のひとときを! |
◆ N 響メンバーによる弦楽四重奏コンサ一卜」を聴く
先週末、ならファ6階の〝秋篠音楽堂〟で開催された「N 響メンバーによる弦楽四重奏」コンサートを聴くチャンスがあった。若い時は〝労音運動〟が盛んでよく例会に参加したものだが、最近は出不精も加わって夜のコンサートが苦手になり、必ず聞きに行く事にしている「第9の夕べ」を入れても月1はない。
中学1年の時にドボルザークの交響曲第9番「新世界から」の第2楽章のメロディに「家路より」と名付けた曲を学び、気に入ったのがきっかけだったと記憶する。以来「運命」「未完成」「新世界」の3曲しか知らないクラシック音楽のミーハーと自称しながら、好きな曲のコンサートが有れば、足の便がよい〝いずみホール〟へ出かけている。
〝いずみホール〟より更にこじんまりした〝秋篠音楽堂〟は、近鉄カルチャーの講座でよく通ったもの。晩秋の2時間ほどをほぼ満席の中で、楽しむことが出来た。
プログラムは、
*モーツアルト:ディヴェルティメント 二長調 K.136
*ベー 卜一ベン:弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 作品18-4
*ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調 作品51-1
と、アンコール曲1曲(モーツアルトだった?、案内をチラッと見たが・・・)・
演奏はNHK交響楽団の白井篤(第2バイオリン次席奏者)、横溝耕一(バイオリン奏者)、佐々木亮(首席ビオラ奏者)、村井智(チェロ奏者)の演奏。
入場、退場でロビーからホール客席に着くのに、階段が堪えるのに愕然たる思いがした。歳をとったなぁ~とつくづく思った。