県のキャラクター・せんとくん10回目の誕生日 |
◆奈良公園でおめでとう
県の公式キャラクターのせんとくんが12日、10回目の「誕生日」を迎えた。奈良公園であったファンとの交流イベントに参加し、市民や観光客らから「おめでとう」と祝福の声を掛けられた。
県観光プロモーション課によると、せんとくんは2008年、平城遷都1300年祭のPRで誕生した。当初は童子と頭に生えた角が違和感を与え、反対の声もあり対抗馬も作られた経緯があるが、それを乗り越え次第に人気が出てきた。
交流イベントでは、菓子や手紙、花などの贈り物を両手がいっぱいになるほどもらった。お返しにと、一緒に写真に納まったり、得意のダンスを披露したりしてファンらを楽しませた。「立派になったね」と感慨深げに話す人もいた。
◆せんとくんの誕生日、ゆるキャラたちがお祝い
県の公式キャラクターせんとくんの10回目の「誕生日」を祝おうと、桜井市のひみこちゃん、葛城市の蓮花ちゃん、大淀町のよどりちゃんが14日、県庁に駆けつけてプレゼントを手渡した。
この日はバレンタインデーだったことから、天平衣装をまとった奈良女子大の学生も古代のチーズ「蘇」を使って作ったガトーショコラを贈った。今後の抱負についてせんとくんは、県観光プロモーション課の職員を通じて「ダンスに磨きをかけ、キレキレのダンスを踊れるようになりたいです」と意気込んだと云う。
同課によると、くまモンなど各地のキャラクターから、50通を超える誕生日を祝う手紙が届いたという。
◆1月7日の平城京新春マラソンにも
新年早々のマラソン大会にも姿を見せた〝せんとくん〟は、子供達に囲まれて大歓迎。記念写真に納まったり、選手を応援したりと大忙しだった。