16年間の教え作品に〜木版画家清田さん指導 |
◆教え子最後の「版鹿の会」展
宇陀市の滝桜を描いた「大樹流勢」など、清田さんの代表作3点も賛助出品されている。
清田さんは清田さんは北九州市出身。京都市立美術大(現・市立芸術大)を卒業後、1956年に大阪の桃山学院高校の元美術教諭で、退職後の平成12年から奈良市内のカルチャーセンターで木版画教室を開講。同会は隔年で作品展を開いてきた。しかし昨年6月、清田さんが脳梗塞で倒れ、教室は9月に閉講。清田版画教室展としては今回が最後の作品展になった。同展では会員15人の作品約55点を展示している。