興福寺国宝特別公開2009 <お堂でみる阿修羅> |
今年は、春から秋にかけて東京国立博物館と九州国立博物館でおこなわれた「国宝 阿修羅展」からの帰山記念として、「お堂でみる阿修羅」が開催される。通常は国宝館に展示されている阿修羅像をはじめ、八部衆・十大弟子像の現存する天平乾漆像14体すべてを仮金堂に安置し拝観できる。
堂内には、江戸時代に造られた本尊の釈迦如来像坐像、鎌倉時代の薬王・薬上菩薩立像と四天王立像も安置され、各時代を代表する仏像の美を堪能できるという。
また、寺内建造物の中でも屈指の国宝・北円堂を特別開扉。内陣には、運慶一門による本尊・弥勒菩薩坐像や無著・世親菩薩立像など鎌倉彫刻の最高峰が拝観できる。
期間 10月17日(土)〜11月23日(月・祝) 9〜17時(金・土・日・祝日は18時まで)