＊佐保川の“河津桜”が咲き始める＊＊＊

ソメイヨシノは未だツボミも固い！

　佐保川のサクラは“やすらぎの道”法蓮町付近から大和郡山市との市境まで5km以上にわたって連なる名所である。幕末の奈良奉行だった川路聖謨ゆかりの「川路桜」など、サクラ並木が続き、花見時には多くの人が訪れる。また、夜ザクラもよく知れられるところである。

　佐保川沿いのソメイヨシノはまだツボミも固いが、早咲きで知られる“河津桜”が一足早く咲き始めた。両岸に植えられたサクラが濃いピンク色を呈しているが、目下の所は五分咲きというところで、間もなく見ごろを迎えそうな感じだった。“河津桜”はJR大和路線の鉄橋を越えた辺りの上流、岸の両側に植えられている。ソメイヨシノより花の色が濃く、花期が長く、満開になってもしばらく楽しめるという。

近鉄新大宮駅から徒歩7～8分。