**大宮通りプロジェクト 年度内にも観光拠点完成(見込み)** |
「大宮通りプロジェクト」とは、奈良公園周辺から西へ平城宮跡付近まで、大宮通り(国道369号)の周辺に集積する国際級の文化資産を背最に、県が観光振興、地域活性化を目指す取り組みを云っている。

一番西側に位置する平城宮跡では、平城宮跡歴史公園の第1次開園となる朱雀大路の西側地区整備(3.1ヘクタール=県担当)は平成29年度中に完成の見込みで、目下工事が進められている。昨年10月に起工式が行われ、飲食・交流、観光案内・物販、団体集合の3施設などで、県産材をふんだんに使った木の温かさあふれる施設とする。乗用車約50台、バス20台分の駐車場などの交通ターミナル(乗降用屋根設置)も整備されるという。大宮通のフェンスの所々に透明なまどを設け、工事の様子が見えるようになっているが、忙しく動く重機や2棟の建物の様子が覗かれる。






朱雀大路東側地区では国土交通省近畿地方整備局の国営飛鳥歴史公園事務所平城分室が建設を進めている「平城宮跡展示館」は、一段と進んで内装工事にかかっているらしい。全体で東西に並ぶ4棟と見える威容が工事用フェンスを通して望まれる。


一方、朱雀門の南を東西にはしる二條大路の復原工事も進み、大雑把ながら幅の広い道の姿が現れてきた(朱雀大路は目下のところ工事は着手されていない)。



